コロナウイルスの広がりで様々な媒体で免疫力アップの運動について紹介されています。
前回の記事は、体温を高めることで免疫力がアップする考え方を書きました。
こちら→体温と免疫力について
こちら→体温と免疫力について
今回はトレーニングで体温を高めて免疫力をアップさせる考え方について書きたいと思います。
筋肉には速筋繊維と遅筋繊維の二つの線維があります。
☑速筋繊維は大きな力が出るが、持久力に乏しい
☑遅筋繊維は大きな力は出ないが、持久力がある
筋肉が大きくなるのは、この速筋繊維になります。
筋肉には速筋繊維と遅筋繊維の二つの線維があります。
☑速筋繊維は大きな力が出るが、持久力に乏しい
☑遅筋繊維は大きな力は出ないが、持久力がある
筋肉が大きくなるのは、この速筋繊維になります。
筋肉量が増えれば、熱生産をして体温を高める能力が上がります。
遅筋繊維は抗重力筋で、日常的に使われるので刺激を入れる必要はあまりないと考えます。
遅筋繊維は抗重力筋で、日常的に使われるので刺激を入れる必要はあまりないと考えます。
熱生産に関しても、遅筋繊維は持続的な力を発揮しないといけないため、急な熱生産はできないようになっています。
一方、速筋繊維は刺激を与えなければレベルダウンしていきます。
では、速筋繊維はどうトレーニングすれば使われるのかです。
一般的な方法はと言われると、強度の強い刺激です。
高重量、力を出し切るようなしんどいトレーニングと考えることが多いのではないでしょうか。
一般的な方法はと言われると、強度の強い刺激です。
高重量、力を出し切るようなしんどいトレーニングと考えることが多いのではないでしょうか。
もちろん速筋繊維に刺激は入ることは間違いないのですが、一般の方にこのような強い刺激は適切かは考えていかないといけません。
特に高齢者や女性が継続することは、なかなか難しいのではないかと考えます。
人間の体は、辛い刺激を受け受け入れない習性があります。
辛い、もう動かない、やめてくれといったものは「防御反応」です。
そういった刺激は交感神経を優位にし、活性酸素が生み出され、細胞は酸化して死滅してしまうので避けなけれないけません。
体が受け入れる刺激は何かというと「快の刺激」です。
楽で気持ちいい、終わった後にはスッキリするような刺激です。
運動で免疫力を高めるために必要なことは、速筋繊維に刺激を与え、体温を保持し、自律神経や白血球といった免疫機能を正常化させておくことです。
更に筋肉の弾力性を取り戻し、ポンプ機能を回復し、新鮮な血液をスムーズに還流させることです。
そのためには「快の刺激で速筋繊維に刺激を与える」という考え方が適切になるのではないでしょうか。
運動で免疫力を高めるために必要なことは、速筋繊維に刺激を与え、体温を保持し、自律神経や白血球といった免疫機能を正常化させておくことです。
更に筋肉の弾力性を取り戻し、ポンプ機能を回復し、新鮮な血液をスムーズに還流させることです。
そのためには「快の刺激で速筋繊維に刺激を与える」という考え方が適切になるのではないでしょうか。
その考え方が魚住方式であり、私が指導しているトレーニングです。
快での速筋繊維への刺激は、細胞を活性化し、体温を上昇させていきます。
高重量を扱わず、四肢のみで動かしていきます。ここが熱生産のポイントになります。
実際トレーニングを受けられた方は、体がポカポカ暖かくなっていくのを感じられます。
毎日できますし、筋肉痛は起きません。
活性酸素が発生しないので、細胞は死滅せず、元気な状態を保ちます。