魚住方式トレーニングの見直しに行ってきました。
今回でレベル1から数えて10回目の受講になります。

1回目からの動画を見比べても、クライアントの変化はかなりあり、私自信の指導力も高まっているのを感じています。

魚住方式トレーニングは筋のポンプを高めて健康体に導くトレーニングですが、「快」で適切に動かす指導力が大切になります。

クライアントに結果がでない、うまくできないのは、結果がでないように、うまくできないように指導している。

なにが問題が何かわからなければ、クライアントに変化はでないことになります。

トレーニングの原理原則、刺激の入れ方、サポート、声かけ、ポジション、誘導など、個人に合わせたパーソナルな指導力を高められます。パーソナルトレーニング指導において、様々な大切なことを学ぶことができています。

魚住先生に定期的に確認してもらうことで、自分の頭の中が整理され、新たな自分になり、次の日から指導することができます。
今回もたくさんの学びがありましたので書いていきたいと思います。


パーソナルトレーニングを受講される方は週1回の60分が多いのではないか思います。その中で目的によっては、パーソナルの時間以外で、1人でこなす宿題といったものを出すことはあると思います。

例えば1日10分のエクササイズを提案したとします。1日10分だけ!と思いますが、人によっては1日の中で10分の時間を確保するのも難しいこともあります。私も実際に毎日やってみましたが長く感じることがありました。その時間の使い方をどう考えるかが大切になります。

1日の中で考えると10分を5分に分けたり、3分、1分、30秒に分けるということも考えられます。30秒であれば難しくはありません。1日10分の時間をどうとっていくか考えると、時間がとれないことはほとんどありません。

筋トレでも同じようなことが言えます。教科書的には一週間に2、3回は筋トレをやらないといけないといった事が書かれています。

例えばエクササイズ12種目を週2回で提案するとします。2回で24種が刺激の量です。2回に分けると一度に12種目、3回だと8種目やる時間をとらないといけません。
筋トレは筋肉に刺激を与えますが、刺激のトータル回数が刺激の量になります。

一週間で考えれば、2回に固定せず、4回、6回にわけて24種目やってもよいのではという考え方もできます。分けても同じ24種目ですので、一週間あたりの刺激の量は同じてす。

時間の使い方や考え方を変えると、苦痛なくエクササイズをしてもらうことができます。そうすると、刺激の量も増やすことも考えられますし、1週、1ヶ月後には結果が変わっていきます。

クライアントに次回のパーソナルまで、宿題をやってもらうことが大切ですので、そういったことまで考えていく必要があります。

また、指導に関してのチェックでも様々なアドバイスをいただきました。
トレーナーは言葉で動きを誘導することが多くありますが、クライアントはトレーナーの言葉で動きをイメージして動作を作ります。

弾みの動きを引き出したいときは、相手に弾みのイメージが伝わる言葉を選ぶ必要があります。
動きが止まって見えるときには、そういう言葉ががけになってしまっていることがあります。
スムーズな意識になるアドバイスをしていくことが大切だと実感しました。

また、エクササイズのポジションに関しては、立位でやるのか、座位がいいのか、椅子を使うか、長座かなど、相手がリラックスしてできるポジションを指定する必要があります。

動かしてみて緊張していればポジションを変える。そして言葉がけだけではなく、適切なサポートでターゲットの筋肉に適切な刺激を与える。
そうすることでクライアントが動作を認識して適切な動きになっていきます。

身体調整のチェックでは何度もやっている股関節のアプローチを改めてチェックしてもらいました。
動かし方、ポジションなどさらに細かいところまでご指導いただきました。
脊柱のアプローチでは、相手のリズムと自分のアプローチとの連携がずれていました。
先生に感覚を入力してもらうと違いが明確に感じることができました。
今回で感覚がさらに良くなったと感じていますが、引き続き細かい所までうまく指導できるように実践していきたいと思います。

そして、今回は新たに片側で行うエクササイズを学びました。
両側より自由がきくので、様々な動きが可能です。筋肉の緊張はすぐに解除されました。
また、足首の動きと下肢の筋肉の繋がりの考え方、距骨、踵骨のアライメントからみるスクワットの考え方、仙腸関節の調整法などを学びました。

しっかり実践していきたいと思います。

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